【EXPO2025】2025年日本国際博覧会協会 大阪・関西万博ロゴマーク最終候補5作品を発表 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【EXPO2025】2025年日本国際博覧会協会 大阪・関西万博ロゴマーク最終候補5作品を発表

 2025年日本国際博覧会協会は3日、大阪市の大阪商工会議所で会見を開き、大阪・関西万博のロゴマークの最終候補5作品を発表した。今後、11日まで一般意見を募集し、選考委員会による最終審査を経て、8月下旬にも最優秀作品を公表する。

 募集では、19年11月から12月中旬までに全国から5894作品の応募があった。形式要件・デザイン審査を通過した16作品の中から選考委員会で5作品に絞り込んだ。

 同協会の石毛博行事務総長は「選考委員会では熱を帯びた真剣な議論が交わされた。万博は多くの人が参加してつくり上げるものだと思っている。そういう意味では、一般意見の提出は万博に参加してもらう第一歩だと思っている」と述べた。

石毛事務総長


 ビデオメッセージの紹介では、選考委員会の座長を務めた建築家の安藤忠雄氏が「ロゴマークは万博終了後も、50年、100年と末永く人々の記憶に残るものになる。最終審査でも真剣に検討したい」とコメント。吉村洋文大阪府知事も「万博のテーマがずばり当てはまるようなインパクトのあるロゴマークになればと期待している」と述べた。

 一般意見募集では、▽万博のテーマ「命輝く未来社会のデザイン」やコンセプト「未来社会の実験場」が表現されているか▽作品を見て万博のキーワードを感じたか▽どんなところが良いと感じたか▽自由回答–の4項目を設定した。

 1作品で1回の応募とし、公募サイト(https://logo.expo2025.or.jp/)か、はがきで受け付ける。寄せられた意見は選考委員が検討材料として活用する。

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