三菱地所は、商業施設ブランド「エムズクロス」をシリーズ展開して、都心エリアで商業施設を開発する。既に都内で複数用地を取得している。ブランド2号物件となる商業ビル「エムズクロス神宮前」のテナントを9月1日以降順次開業する計画だ。
設計監理・施工は村中建設が担当した。建物規模はRC造2階建て延べ409㎡。
また、ブランド第1号物件として渋谷区神宮前4-30-4では2017年9月末、「エムズクロス表参道」が開業した。店舗と事務所で構成し、規模はS一部RC造地下1階地上7階建て延べ約1400㎡。設計監理は三菱地所ホーム・岡田新一設計事務所JV、施工は三菱地所ホームが担当した。
ブランド名称の「エムズクロス」には、「街が発展する動機(Motivation)や活動(Movement)を生み、多様な交流(Cross)が行われる場」という思いを込めている。首都圏を中心に、立地特性や時代のニーズを柔軟に取り入れた施設を開発・整備する考えだ。