三井不動産は、大阪市の御堂筋三井ビルディング内に、ライフサイエンスビジネス拠点「ライフサイエンスハブウエスト」を開設した。スタートアップ企業を始め、産官学連携による医療・製薬などライフサイエンス領域でのオープンイノベーション促進が狙い。

　同ビル4階の延べ約990㎡に入るライフサイエンスハブウエストは、サービスオフィスのほかカンファレンスルーム、コミュニケーションラウンジで構成する。
　同社と産学の有志が設立した一般社団法人・ライフサイエンスイノベーションネットワークジャパン(LINK-J)が展開するイベントや交流会の会場としても利用される。
　同社は東京・日本橋でも同様の事業を展開している。今回のライフサイエンスハブウエスト設置を機に、東西拠点の連携による医療・製薬関連領域のビジネス活性化を図っていく考えだ。

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら