連続立体交差事業で高架化した南多摩駅の周辺は、12.2haに及ぶ同駅周辺地区土地区画整理事業が進み、進捗率72%。今後、ビジネスホテルの建設や大型ショッピングセンター進出が計画されている。
高橋勝浩市長は「駅周辺のまちづくりは、今回北口ロータリーの供用で、まちの骨格が完成した。モニュメントは駅のシンボルとなり、多くの方が訪れるきっかけとなる」とあいさつした。
同市は昨年、JR稲城長沼駅高架下に「機動戦士ガンダム」のモニュメントを設置するなど、大河原氏のデザイン作品を通して、地域の活性化や観光事業の推進などにつなげるまちづくりを進めている。ヤッターワンのモニュメントは高さ約2m。駅前ロータリーに新設した時計台は高さ約1.7m。制作・設置は、ともに開米プロダクションが担当した。
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