【名建築のプロモーションビデオも】「イケフェス2020」開幕 11/15までオンライン開催中 | 建設通信新聞Digital

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【名建築のプロモーションビデオも】「イケフェス2020」開幕 11/15までオンライン開催中

 大阪の建築の魅力を広く発信する「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(イケフェス)2020」が24日、開幕した。新型コロナウイルス感染症拡大防止のためインターネットを介したバーチャル開催となった今回は、ホームページ(https://ikenchiku.jp/)で各種動画を11月15日まで配信している。

公開されたプロモーションビデオ


 スペシャルプログラムでは、大阪市中央公会堂など大阪を代表する名建築のプロモーションビデオを公開しているほか、24、25日には「中之島」や「船場」「村野藤吾」「リノベーション」をテーマにしたトークセッションを配信した。

 このほか、「セッケイロード」と名付けた江戸堀南通から高麗橋通、島町通にかけた東西に伸びる道にオフィスを構える設計事務所を中心とした9事務所が「大阪×建築」をテーマに、事務所概要やおすすめの大阪建築を紹介する動画を公開している。

 佐藤総合計画は、井下仁史執行役員関西オフィス代表が職場環境や大阪の建築の魅力を伝えている。久米設計は、設計実務者が「設計で大事にしていること」や「大阪支社の魅力」などについて紹介し、最後には藤澤進社長がメッセージを寄せている。昭和設計は、久保岳建築設計部長らがおすすめの建築物、大阪の今後の可能性などについて語るほか、千種幹雄社長が同社の魅力、おすすめの建築物を紹介している。

 安井建築設計事務所は、曲線が特徴的な自社の「まあるい」作品の数々を紹介。佐野吉彦社長が推薦建築に対するメッセージを寄せている。NTTファシリティーズは、所員が「堂島データセンター」など自社の作品や推薦建築の魅力を語る。東畑建築事務所は、創業者・東畑謙三が描いた大阪駅前の都市プランや今後の大阪駅前地区の再生に向けた取り組みを解説し、米井寛社長がメッセージを寄せている。

 日本設計は、伊藤仁志執行役員関西支社長や松尾和生チーフ・アーキテクトらが事務所の概要や特徴、魅力、大阪における自社の代表的なプロジェクトを紹介している。日建設計は、指田孝太郎取締役常務執行役員大阪代表が創業120周年を迎える同社の歩みや建築に対する考え方についてメッセージを寄せているほか、多くの社員が推薦建築や同社の魅力を紹介している。遠藤克彦建築研究所は、遠藤代表が2021年の完成を控える「大阪中之島美術館」について解説。大阪の建築の魅力やコミュニケーションの大切さについて語っている。

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