【これからの時代の働き方】建コン協九州支部女性技術者がweb交流会 テレワークの課題共有 | 建設通信新聞Digital

5月11日 土曜日

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【これからの時代の働き方】建コン協九州支部女性技術者がweb交流会 テレワークの課題共有

 建設コンサルタンツ協会九州支部総務・企画部会の女性技術者委員会(筌瀬明日香委員長)は10月30日、ウェブによる第4回女性技術者交流会を開いた。「これからの時代の働き方」をテーマに、コロナ禍により浸透したテレワークの課題などで意見を交わした。

 冒頭、筌瀬委員長は「普段悩んでいることを情報共有できれば」とあいさつ。同委員会が支部会員を対象に8月に実施した働き方に関するアンケートの結果を踏まえ、自由に意見した。アンケートでは、感染症対策として取り組んだテレワークなどに6割近くが課題があると回答している。

 交流会ではテレワークについて、「ウェブのほうが不足資料を補え議論が円滑に進む」「作業的に社内も在宅も変わらない」と評価する声が上がった一方で、「若手とコミュニケーションをとる頻度で迷いが生じた」「上司の指示を受けて進める作業はやりづらい」といったコミュニケーションの支障を中心に課題を指摘した。

 企業に対して、「自分で在宅日を決めたい」「光熱費などを補助してほしい」「ラフな会合を開いてコミュニケーションを取る機会をつくりたい」といった要望もあった。

 これらの意見・要望を踏まえ、参加者同士で、オン・オフの切り替え方や質問や報告の方法、発注者とのやりとり、各社の制度や社内行事の状況などの情報を共有した。

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