【充電インフラ構築】三菱電機「大容量EVスマートチャージングシステム」開発 22年度実用化 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【充電インフラ構築】三菱電機「大容量EVスマートチャージングシステム」開発 22年度実用化

 三菱電機は、EV(電気自動車)バスやEVトラックなどの大型EV向けの新たな充電インフラ構築のため、「大容量EVスマートチャージングシステム」を開発した。大型EV充電時の配電系統の安定化や充電コスト削減、大型車両のEV化促進による環境負荷の低減を実現する。12月から実証実験を始め、2022年の実用化を目指す。

システムの概要


 最適な充電計画と自動制御充電で、配電系統の安定化や充電コストの削減を進める。大型EVの電池残量や翌日の走行スケジュールから、システムが自動で最適な充電計画を策定し充電を自動制御する。制御により、システム全体での最大電力使用量を抑え、配電系統への負荷を減らし系統の安定化やコスト削減に貢献する。

 設備面では、1台の充電器で4台の大型EV充電を可能として省スペース化する。そのほか、太陽光発電システム、蓄電池、電力変換素子の改善で高効率化を実現する。

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