【360度画像で情報共有】建設現場の状況共有を効率化 「RICOH360Projects」提供開始 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

公式ブログ

【360度画像で情報共有】建設現場の状況共有を効率化 「RICOH360Projects」提供開始

 リコーは、法人向けに展開している360度画像を使ったデータサービス「RICOH360」に、建設現場の状況共有を効率化する「RICOH360Projects」を加え、提供を始めた。

施工中および施工後の画像比較


 建設現場では、検査などで数多くの写真を撮影するものの、写真と文書を使った現場状況の記録と共有は手間と時間がかかる。撮影漏れが発生した場合、現場の再訪問が必要になるほか、時間をかけて作成した文書でも管理部門や安全・検査部門、施主などと共有しにくいという課題がある。

 RICOH360Projectsは、建設現場の業務を360度画像で効率的にデジタル化できるサービス。360度画像で周囲の状況がすべて映るため、意識的に撮影しなくても重要な個所の撮影漏れを防げる。情報量が多く、現場に行かないと分かりにくい周辺の様子も伝えられる。進捗状況を簡単に画像で確認できるタイムラインビューや安全管理などでの是正指示も360度画像に直接、書き込める機能も設けた。

 今後は、現場巡回中に自動で撮影、図面ひも付けできる機能の拡充も検討している。

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら