【360度画像の明るさアップ】AIで画像補正/リコー | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【360度画像の明るさアップ】AIで画像補正/リコー

左がノーマルモード、右がダークシーンモード

 リコーは、暗い場所で撮影した360度画像を大幅に明るくできるAI(人工知能)画像補正機能「ダークシーンモード」の提供を始める。昨年11月にリリースした「RICOH360プレミアムパッケージ」を構成する一つ、メディアマネジメントの機能にこれを加えて提供する。十分な明るさの確保が難しい建設現場の現地調査や施工管理に役立ててもらうことで、現場の生産性向上を支援する。

 RICOH360は、360度の画像・映像を中心とした業界横断型プラットフォーム事業として展開する同社ブランド。デバイス、ソフトウェア、クラウドサービスが連携し、撮影からデータ活用までのワークフロー全体を効率化する。

 この撮影に使用する「RICOH THETA」は、現地調査や施工管理・報告などにも使われており、今回、現場課題の一つである「明るさ」に対応するため、ダークシーンモードを加え機能拡充した。ユーザーは、利用中の施工管理ソフトにダークシーンモードの組み込みや自社システムとの連携により活用できる。

 

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