【1/11から出荷開始】世紀東急工業が千葉県の佐倉混合所リニューアル 燃費向上でCO2削減も | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【1/11から出荷開始】世紀東急工業が千葉県の佐倉混合所リニューアル 燃費向上でCO2削減も

 世紀東急工業は、千葉県佐倉市の佐倉混合所を建て替えた。新しいアスファルトプラントの合材製造能力は1時間当たり100t、リサイクルプラントは60tといずれも従来と同等ながら、燃費の向上によってCO2排出量を削減している。サイロは120t2本から140t2本、サージサイロは60tから80tにスケールアップした。合材の出荷は2021年1月11日から始める予定だ。

親しみやすいよう同社や県のマスコットを掲示


 アスファルトプラントにはスタティックミキサー仕様のフォームド装置を設置し、フォームドアスファルト合材の出荷体制を整備した。リサイクルプラントには脱臭装置を装着し、周辺への臭気の影響を軽減している。また、粉じん対策や重機作業の軽減を目的として、砕石や砂はコンクリートサイロに貯蔵する。

 事務所棟も建て替え、職員が働きやすいようにするとともに、屋上には太陽光発電システムを設置した。加えて、場内の導線を整理し、車両誘導用のモニターを設置して安全性を向上させた。

 24日には火入れ式を開き、佐藤俊昭会長や平喜一社長を始めとした関係者と西田三十五佐倉市長ら来賓を合わせて約50人が参加した。冒頭、あいさつに立った平社長は「企業理念である『豊かな地域社会づくりに貢献する生活基盤創造企業』のもと、微力ではあるが地域社会の役に立てるよう、今後さらなる努力をしていく」と語った。続いて西田市長は「公共インフラ施設の1つである道路は、私たちの生活や地域社会の発展に欠くことができない。引き続き佐倉市の発展に皆さまのお力添えをお願いしたい」と呼び掛けた。所在地は佐倉市太田2417-4。

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