【遠隔臨場を実現】クラウドサービス「CIMPHONY Plus」 1/26ソリューション提供開始 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【遠隔臨場を実現】クラウドサービス「CIMPHONY Plus」 1/26ソリューション提供開始

 福井コンピュータは、データ共有クラウドサービス「CIMPHONY Plus」で複数のソフトと連携した遠隔臨場を実現し、建設現場における非接触・リモート型の現場立ち会い検査などを可能にするソリューションを26日から提供する。協議や検査などの業務を遠隔地からバーチャルな環境で実施し、移動時間の削減や非接触・リモート型への転換を支援する。

概念図


 CIMPHONY Plusは、時間軸と位置情報で管理する仮想空間上に、3D点群データやBIM/CIMモデルなどを可視化して工事現場を再現する。再現したデータはクラウド上で共有できる。今回、福井コンピュータは同社の現場計測アプリ「FIELD-TERRACE」や建設バーチャルリアリティシステム「TREND-CORE VR」、さらに他社システムと連携して、遠隔臨場による協議や検査などの業務支援を可能とした。

 立ち会い検査の際は、クラウド上の出来形評価結果(ヒートマップ)に、現場の計測状況をリアルタイムに表現させる。

 クラウドを介して、 実際の現場のVR(仮想現実)を複数人が同時に体験でき、 遠隔での現地調査や協議できる。

 エコモット社の遠隔臨場システム「Gリポート」に対応して映像や音声をリアルタイムに共有でき、円滑なコミュニケーションを支援する。
 CIMPHONY Plusの価格は年間3万6000円(税別)から。

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