【早期復旧・復興への役割示す】建設コンサルタンツ協会 災害時活動用ジャケットを製作 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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【早期復旧・復興への役割示す】建設コンサルタンツ協会 災害時活動用ジャケットを製作

 建設コンサルタンツ協会(高野登会長)は、会員企業が災害時などに着用するジャケット類を製作し各支部に配布した。災害からの早期復旧・復興に果たす建設コンサルタントの役割・貢献を広く業界内外にアピールするとともに、職員のモチベーション向上を図るのが狙い。各支部を通じて、協会に災害支援要請があったり、その後に当該企業が特定されて活動する場合、企業が発注者から直接要請されて活動するケースなどで協会ジャケットの活用を要請しており、着用時は協会の広報活動として写真撮影し報道機関などに提供するとしている。

災害時に着用するジャケット(提供・北陸支部)


 製作したのは通年用と防水防寒(冬用)の2種類の長袖ジャケットと安全ベスト、ワンタッチタイプの汎用腕章で、2020年度予算に600万円計上し、各支部の希望数量をもとに通年用190着、冬用140着とベスト560着、腕章870個を配布した。広報戦略委員会ではさらなる普及と活用に向けてベストと腕章の追加製作を決定。すでに配布済みと合わせた数量はベスト3062着、腕章3382個となる。

 建設コンサルタント会社は災害発生直後から現地調査など早期復旧に向けた諸活動に取り組んでいるが、これまでは各会員企業独自のユニフォームを着用しており、建設コンサルタントの活動であることを協会内外に明確に示せない状況にあった。



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