【優勝者は秋のTETSU-1グランプリへ】第5回鉄筋技能大会開催 13選手が卓越した技術を披露 | 建設通信新聞Digital

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【優勝者は秋のTETSU-1グランプリへ】第5回鉄筋技能大会開催 13選手が卓越した技術を披露

 東京都鉄筋業協同組合(新妻尚祐理事長)は16日、東京都足立区の城東職業能力開発センターで第5回鉄筋技能大会を開いた。大会には特別参加の3人を含む13人が出場した。審査の結果、新妻鋼業の庭山泰地氏が優勝し、10月24日に静岡県富士宮市の富士教育訓練センターで開催される全国大会(TETSU-1グランプリ)への出場権を獲得した。準優勝は小黒組の鈴木拓也氏、3位には石澤工業の千喜良真琴氏が入った。

優勝した庭山氏(中央)と準優勝の鈴木氏(右)と3位の千喜良氏(左)


 庭山氏は「3年前の第3回大会で先輩の高坂淳弥氏が3位入賞しており、越えられたので良かった」と胸をなで下ろす。また、大会に備えて「仕事が終わった後、40回以上は練習した。秋の全国大会まで、もっと練習して日本一をめざしたい」と意欲を見せる。鉄筋工としての経験年数は8年で、2018年度後期の技能検定で1級に合格している。

 新妻理事長は「現場は仮囲いの中で、なかなか見ることができない。選手の仕事ぶりを見て鉄筋工事の仕事への理解を深めてもらえればと思っている。また、選手には日ごろ現場で磨いた技術・技能を存分に発揮してほしい。大会も5回目を迎えた。レベルの高い大会になると思う。卓越した技術・技能をみんなに見せることで全体のレベルアップにつながる」と述べた。

13人が腕を競った



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