東京都鉄筋業協同組合(新妻尚祐理事長)は13日、東京都足立区の城東職業能力開発センターで第3回鉄筋技能大会を開いた。会員各社の代表17人が日ごろ鍛えた技能を競いあった。厳正な審査の結果、秋山俊貴氏(矢島鉄筋工業)が優勝した。準優勝は塗木辰弥氏(永和産業)、第3位には高坂淳弥氏(新妻鋼業)が入った。また、今回は46歳以上にシニアの部として特別賞を設けた。4人が出場し、天野弘勝氏(石澤工業)が優勝した。表彰式は18日の定時総会後に行う。
優勝した秋山氏は「ゴールデンウィーク明けから毎日練習してきた。優勝できたのは会社が練習する時間を設けてくれたおかげで、家族や会社の皆さんに感謝している。この経験やこれまでやってきたことを生かして、若い人を育てていきたい」と語った。