【閉鎖空間に天窓を】パナソニック・ライフソリューションズ社「天窓Vision」展開スタート | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【閉鎖空間に天窓を】パナソニック・ライフソリューションズ社「天窓Vision」展開スタート

 パナソニック・ライフソリューションズ社は、地下など閉鎖空間で天窓を再現する空間演出システム「天窓Vision」を1日から関係会社を通じて展開する。同製品を核に、照明や音響などを組み合わせ、バイオフィリア(人間が森林など一部の自然環境を先天的に好ましいと感じると見なす仮説)を元にした空間演出のソリューションも提案する。

 同社は自然光がとれない部屋でも、自然とのつながりを感じられる空間演出を提案するため、雲が流れる空などを映して天窓を人工的に再現する空間演出システム「天窓照明」を2019年に開発し、数量限定で販売してきた。

 天窓Visionは天窓照明に比べ、発光面積約2.4倍でより開放感の高い大型タイプの追加や、製品の高さを約30%低減したことによる設置しやすさの向上、映像の解像度向上などの改良を施している。

 天窓Visionの空間演出に合わせて照明や音響などの機器を連動できる制御ユニットの開発を、夏ごろの完成を目指して進めている。天窓Visionに光や音などを組み合わせ、バイオフィリアに基づく空間デザインとデジタル技術を掛け合わせ、新たな空間演出の提案を目指す。



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