【九段南一丁目計画で健康経営をサポート】東急不動産・鹿島 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【九段南一丁目計画で健康経営をサポート】東急不動産・鹿島

 東急不動産と鹿島は、登録有形文化財建造物の旧九段会館を一部保存しながら建設する次世代型オフィス「(仮称)九段南一丁目プロジェクト」で、新しい働き方を実現するために提供するサービス内容などの詳細を発表した。アフターコロナにおける「健康」と「安心・安全」をサポートする。

屋上庭園イメージ

 新オフィスは、両社出資の事業会社ノーヴェグランデが、地下鉄九段下駅近くの東京都千代田区九段南1-5-1ほかに建設中。S・RC・SRC造地下3階地上17階建て延べ6万8108㎡の規模で、2022年7月の竣工を予定している。設計・監理は鹿島・梓設計JV、施工は鹿島が担当している。

 心と体の健康や職場でのつながりなどを重視したサービス・価値を提供する。全国の農家から直接仕入れるオーガニック食材などを使う、SDGs(持続可能な開発目標)を意識した新コンセプトの職域食堂を設置する。日々の健康をサポートするクリニックモールも設ける。オフィスワーカー専用の屋上庭園や仮眠室のほか、オールジェンダートイレや礼拝室も整備する。

 加えて、感染症と大規模災害の両方に備えたBCP(事業継続計画)を立案。非接触入館システムの導入やオフィス内部の換気量強化、120時間分の非常用電源・防災備蓄品確保などに取り組む。



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