【屋内設備点検事業を展開】小型ドローンを活用/セントラル警備保障とLiberaware | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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【屋内設備点検事業を展開】小型ドローンを活用/セントラル警備保障とLiberaware

 セントラル警備保障(CSP)とLiberaware(千葉市、閔弘圭代表)は、インフラ・プラント点検や施工進捗管理などでの小型ドローンを活用した設備点検・監視巡回サービスを始めた。両社は、協業を機に点検・監視作業の業容拡大を目指す。

 Liberawareは、屋内専用ドローンに特化したメーカーとして狭小空間特化型純国産ドローン「IBIS」を開発し、大型プラント設備会社などで点検を行っている。

 両社は今回、GPSの届かない屋内の狭所、高所、暗所や、足場が必要になる場所での設備点検などで操縦型のIBISを使って画像を撮影・空間計測する。オプションで、動画データを解析・編集して複数の動画をつなぎ合わせ、3次元化、点群化、オルソ画像化もできる。天井裏や地下ピット、配管タンク内部などの点検のほか、データセンター監視や施工進捗管理、計器監視などでの活用を想定している。CSPが、ドローンの運営を全面的に請け負い、自社でドローンパイロットを育成する。

 今後は、決められた時間・ルートを巡回飛行して自動で点検・監視する自動巡回型サービスも開発・提供する予定。また、警備用巡回ドローンのレンタルサービス開始と、CSPによるLiberawareへの資本参加も予定している。



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