【3日に複合施設「BOIL」誕生】築47年の通信ビル 事務棟1棟利活用/NTTアーバンソリューションズら | 建設通信新聞Digital

5月17日 金曜日

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【3日に複合施設「BOIL」誕生】築47年の通信ビル 事務棟1棟利活用/NTTアーバンソリューションズら

 NTTアーバンソリューションズ、NTT都市開発、NTT東日本神奈川事業部、リノべる(東京都港区、山下智弘代表取締役)は、川崎市高津区に東日本が所有する築47年の通信ビル「NTT溝ノ口ビル」の事務棟1棟を利活用し、複合施設にコンバージョンした。運営を行う地元企業のNENGO(川崎市高津区、的場敏行社長)とともに、地域に開いた複合施設・通称「BOIL」(ボイル)として7月3日にオープンする。



BOILの外観イメージパース



 NTT都市開発とリノべるは2019年12月、資本・業務提携を結び、リノベーションやコンバージョンを通じて、NTTグループ保有不動産などの利活用を推進し地域活性化に取り組んできた。

 今回、コンバージョンを実施したビルは、1974年の竣工時から、通信技術で地域の発展を支えてきた。最近は業務効率化などで棟内に余白が生まれていた。
 この余白を生かすとともに、インフラ施設として建設された堅牢な構造区体を生かした大空間などにより、従来の通信発信基地局機能に、地域参加型の「文化」発信基地局機能を付加した。
 今回の複合施設へのコンバージョンは、 NTT都市開発とリノベるが協業するNTTグループ保有不動産の1棟コンバージョンの第1号案件。



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