【コイズミ照明が店舗照明器具のBIMデータ拡充】Revit標準仕様に対応 | 建設通信新聞Digital

5月17日 金曜日

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【コイズミ照明が店舗照明器具のBIMデータ拡充】Revit標準仕様に対応

 コイズミ照明は、オートデスクのBIMソフト「Revit」向けに無償提供しているBIMファミリデータの対象照明器具を、従来の720機種から店舗施設照明器具の主力全16シリーズ計6284機種に拡充し、同社サイトで公開した。同ソフトの標準仕様に対応し、使いやすさも向上させた。

 拡充したデータでは、RUG(Revitユーザーグループ)標準仕様を参照したマテリアルデータ、照明器具の特性、寸法、識別情報、フォトメトリックなどのパラメータに対応した。従来のBIMファミリデータは、データを作成している側によって定義の方法などが異なっていたが、RUGに合わせた標準化によりデータの一貫性を確保でき、設計内容や完成イメージがより正確になる。

 データを3Dから2Dに変換した際に、スムーズに確認しやすい2Dシンボル記号も追加した。

 同社照明設計部門であるLCR(ライティング・クリエーティブ・ルーム)では、BIMデータを使用した照明計画の立案が可能で、基本構想から精度の高い光環境のデザインやサポートも提案する。



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