【廃棄物・水処理施設作業員の安全見守りを実証】JFEエンジ | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

公式ブログ

【廃棄物・水処理施設作業員の安全見守りを実証】JFEエンジ

 JFEエンジニアリングとユビテック(東京都港区、大内雅雄社長)は、JFEエンジニアリングが建設・運営する廃棄物処理施設と水処理施設でユビテックが提供する従業員の安全見守りサービス「Work Mate(ワークメイト)」を活用した共同実証を10月から開始した。実施場所と対象は、関西地区の廃棄物処理施設と関東地区の水処理施設で、実施期間は10月から2022年3月。JFEエンジニアリングは各廃棄物処理施設や水処理施設を始めとするプラントの建設現場や運営施設などへの展開、ユビテックはさらなる機能向上とサービス展開を目指す。
 7月にJFEエンジニアリング横浜本社内でワークメイトの予備検証を実施し、作業員の転倒・転落の検知とバイタル情報管理などについて一定の効果が得られた結果を踏まえて今回の共同実証を開始し、安全最優先のプラント建設・運営に積極的に取り組む。


体調レベルの変化通知画面(画面中央の顔マークが体調の変化に応じて変化)




 検証では、作業員がスマートウォッチを着用し、ワークメイトを通じて作業員の脈拍や疲労レベルなどのバイタル情報を収集・分析する。作業員の安全・健康状態をリアルタイムに検知し、熱中症などの体調不良傾向の早期発見・悪化防止を図る。廃棄物処理施設などプラント特有の屋内大空間でスマートウォッチを着用した作業員の位置測定や精度向上の検証を実施し、各作業員の作業環境の確実な把握や万一の体調不良・事故発生時の速やかな発見・救出につなげる。



建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら