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5月3日 金曜日

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【盲学校生が鉄道施設体験】鉄建建設が建設技術総合Cで学習会

 鉄建建設は15日、千葉県成田市の同社建設技術総合センターで、千葉県立千葉盲学校の中学部の生徒6人と先生ら11人を受け入れ、「鉄道体験学習会」を開催した。駅のホームからの転落や踏み切りでの触車などの危険を回避し、安全に日常生活を送ることができるよう2011年から取り組みを進めている。

 学習会では、参加者が直接自分の手や白杖で、普段は触ることのできない設備の感触や位置などを体感することにより、危険を察知し、身を守る方法を確認してもらった。
 ホーム設備体験では、視覚障害者誘導用ブロックやレールに手で触れる、非常停止ボタンを押す、ホームの下に避難するなどを体験。踏切設備体験では、遮断棒をくぐる、非常停止ボタンを押す、踏切内で障害物検知器の反応を確かめるなどを体験した。また、過去の事例を基に、レールの間に横たわり、線路と電車の隙間を実体験した。
 参加者からは「普段ではできない貴重な体験ができた」などの感想が寄せられた。

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