【ステンドグラスバロック】オープンファクトリーに190人来場! 修復の技術を紹介 | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

公式ブログ

【ステンドグラスバロック】オープンファクトリーに190人来場! 修復の技術を紹介

 ステンドグラスバロック(さいたま市、臼井定一代表取締役)は18日、同社工房・ギャラリーで「オープンファクトリー」を開催した=写真。近隣住民や市民だけでなく、東京都内からの参加もあり、過去最多となる約190人が来場し、重要文化財のステンドグラスの保存修復作業などを興味深く見学した。
 同社は現在、重要文化財の「世界平和記念聖堂」(広島市)のステンドグラス修復保全作業を受託し、聖堂内の計888枚のステンドグラスのうち、主な作品328枚を修復している。
 当日は、文化財保存修復、デザイン型紙作成、ガラスカット、鉛枠の組み上げ、鉛枠のハンダ付けのコーナーごとに作業内容をスタッフが実演しながら丁寧に説明した。ギャラリーでは、臼井氏がさまざまなタイプのステンドグラスの作品・技法を直接、解説していた。参加者からは、「修復の仕事があるから、長い歴史を経てもステンドグラスが輝き続けられることを知った」といった感想が寄せられた。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら