【YKKAP30ビルが1月着工】富山県黒部市に「杜の中のオフィス」 設計=日本設計 施工=前田建設工業 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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【YKKAP30ビルが1月着工】富山県黒部市に「杜の中のオフィス」 設計=日本設計 施工=前田建設工業

 YKKAPが富山県黒部市に建設する「YKKAP30ビル」の安全祈願祭が、10日に現地で開かれた。設計は日本設計、施工は前田建設工業が担当する。2022年1月に着工し、23年1月の完成、4月の開設を目指す。

完成予想


 同社黒部製造所内に建設する。規模はS一部RC造3階建て延べ7129㎡。初の自社ビルで、本社機能の一部や製造部門のヘッドクォーターを担うほか、同社のものづくりを顧客に発信する拠点としても活用する。執務スペースや会議スペース、展示スペース、食堂・厨房などを設け、約200人を収容する。投資額は約40億円。

 「個・組織・社会をつなぎ、経験と感動を共有する」をコンセプトに、自然環境や働く社員の健康に配慮した「杜の中のオフィス」をつくる。省エネ設計を始め、風や光を活用したパッシブデザイン、太陽光発電などの創エネルギーによりZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の実現や、WELL(健康建築性能評価制度)のプラチナの取得を目指す。

 YKKアーキテクチュラルプロダクツ設立から30年の節目となる20年に同ビルの建設計画が始動した。1959年にYKKグループが建材事業を始めた生地工場(現黒部製造所)敷地内への建設を決めた。



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