道建協が路面補修に着手/会員企業7社が従事 | 建設通信新聞Digital

5月12日 日曜日

能登半島地震リポート

道建協が路面補修に着手/会員企業7社が従事

 日本道路建設業協会北陸支部(海野正美支部長)は、「令和6年能登半島地震」で大きな被害を受けた国道249号沿岸部の道路啓開の進捗に合わせて、路面補修工事などに着手した。石川県輪島市門前町浦上~珠洲市大谷町までの区間を7工区に分割し、会員7社が担当(26日時点)。より安全で円滑な交通を確保するため、総力を挙げて作業に当たっている。
 北陸地方整備局との災害協定に基づくもので、ガイアート(A工区)、日本道路(B工区)、大成ロテック(C工区)、鹿島道路(D工区)、丸建道路(E工区)、北川ヒューテック(F工区)、NIPPO(G工区)が担当している。
 丸建道路、北川ヒューテック、NIPPOの3社は、それぞれの工区から分岐する県道277、6、272号も含まれている。
 249号沿岸部の道路啓開は日本建設業連合会が実施。壊滅的な被害を受けた箇所を除き、概ね啓開作業が完了しており、前田建設工業(同路線の珠洲市大谷町東側)と五洋建設(沿線の市道)が作業を続けている。
 能越自動車道を含め、これまでに12社(安藤・ハザマ、熊谷組、清水建設、大成建設、大林組、前田建設工業、鹿島、西松建設、佐藤工業、東急建設、五洋建設、戸田建設)32班が従事している。
【2024年2月29日付紙面掲載】

安全な交通確保に向けて補修作業を 進める  (北陸地方整備局提供)