【福岡県筑後市の再編統合新設校】規模は総延べ1・1万平米超、来年度早期に入札公告 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

公式ブログ

【福岡県筑後市の再編統合新設校】規模は総延べ1・1万平米超、来年度早期に入札公告

外観イメージ

 福岡県筑後市は、水田・下妻・古島の小学校3校を統合する新設校の設計概要を公表した。校舎棟や体育館棟などで構成し、規模は総延べ床面積1万1000平方メートルを超える見通しだ。2022年度早期に入札公告し、10月に本体工事に着手する。

 新設校は、下北島の現水田小と水田コミュニティセンターの敷地に建設する。校舎や同センターなどの既存施設を残した状態で新築し、新校舎棟と新体育館完成後に既存施設を解体する。

 敷地西側を校舎棟と体育館棟、プール棟、東側をグラウンドとする。校舎棟と体育館は、L型に平行して配置して2棟の間に広場を設ける。プール棟は、校舎棟の西側に配置する。

 校舎棟の規模はRC造2階建て延べ約7150平方メートル。1階が低学年、2階が高学年の生活ゾーンとし、2階北西側に多目的ホール、2階北東側に特別教室を配置する。

 体育館棟は、規模がRC造2階建て延べ約3570平方メートル。1階に多目的ホールや会議室、学童保育所、2階にバレーボール2面、バドミントンで4面分のアリーナを配置する。学童保育所は、保育室6室を設け、最大240人を受け入れる。プールは、25メートル×6レーンを確保する。

 工事の発注方式は検討中で、総事業費も現時点で公表の予定はないとした。校舎棟と体育館棟は24年6月までに完成させ、既存施設の解体とプール新築工事を24年度に実施する。設計業務は大建設計・井上建築事務所JV担当している。




【公式ブログ】ほかの記事はこちらから

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら