【小中一貫校は1.3万㎡】6月から校舎など解体/葛飾区 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【小中一貫校は1.3万㎡】6月から校舎など解体/葛飾区

鳥かん図


 東京都葛飾区は、施設一体型の校舎を整備する木根川小学校・渋江小学校・中川中学校の改築工事基本設計案をまとめた。敷地の北側に建物、南側にグラウンドを配置する。建物の規模は、RC造4階建て延べ1万3360㎡。屋上は太陽光パネルの設置や緑化を計画している。基本・実施設計は安井建築設計事務所が担当している。

 6月から校舎棟・プール棟・学童棟・その他付属棟の解体工事に入り、2026年10月から新校舎・グラウンド・付属棟の建設に着手する予定だ。29年10月までに完成させ、30年1月の供用開始を計画している。木根川集い交流館は、同年1月以降に解体する。

 小学校や中学校のほか、定員110人程度の学童保育クラブなどを設置する。統合により新たに誕生する東四つ木小の普通教室15室、中川中の同9室に加え、学習センター(学校図書館)、家庭科室(調理室・被服室)、管理諸室、給食室、特別教室、備蓄倉庫などを整備する。

 体育館は、小学校と中学校を分離して設置する。普通教室は東側と南側に配置する。

 建設地は、木根川小(東四つ木1-10-1)の敷地1万1374㎡。4月に木根川小と渋江小(東四つ木2-13-1)を統合し、新校舎が完成するまで渋江小で学校運営する。

 

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