【千葉ロッテ2軍本拠地移転】30年1月ごろ開業目指す/26年8月に造成着手 | 建設通信新聞Digital

5月21日 水曜日

公式ブログ

【千葉ロッテ2軍本拠地移転】30年1月ごろ開業目指す/26年8月に造成着手

スタジアム完成イメージ(提供:千葉ロッテ)


 千葉県君津市へのプロ野球千葉ロッテマリーンズ(千葉市)のファーム(2軍)本拠地移転に向け、建設地の造成工事が2026年8月から着手されることが明らかとなった。28年4月にも建設工事に着手し、29年12月の竣工を目指す。30年1月ごろの開業を予定している。25年度内に施設規模やスケジュールを盛り込んだ基本計画を策定する。

 建設地は市貞元地先の敷地約14.8ha。JR内房線君津駅から南に約1㎞の位置にあり、現況は農地となっている。26年4月から地権者と土地売買契約を結ぶ方針。市は用地を取得し、造成工事や都市計画手続きを進める。

 市と千葉ロッテマリーンズが4月に結んだ協定書などによると、新たなファーム施設には、▽観客席付き野球場(スタジアム、2000-3000席)▽観客席なし野球場(グラウンド)2面▽屋内練習場▽クラブハウス▽選手寮–などを整備する。このうち、観客席付き野球場と観客席なし野球場(グラウンド)1面、屋内練習場、クラブハウスは市が、そのほかの施設は千葉ロッテマリーンズが整備する。千葉ロッテマリーンズは施設整備や土地利用に対して、市に利用料を支払う。運用期間は供用開始日から30年とした。

 現在の2軍施設は、JR埼京線・武蔵野線の武蔵浦和駅近くにあり、ロッテ浦和球場(さいたま市南区沼影3-8-3)、その隣の浦和室内練習場、近隣にあるマリーンズ寮(RC造3階建て、30室)などで構成している。

 

【公式ブログ】ほかの記事はこちらから

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら