【堺市・津久野駅周辺再整備】基本構想案策定、10月にもパブコメ | 建設通信新聞Digital

8月20日 水曜日

公式ブログ

【堺市・津久野駅周辺再整備】基本構想案策定、10月にもパブコメ

完成イメージ


 堺市は、「津久野駅周辺再整備基本構想」案を策定した。「安全で居心地の良いサードプレイスの形成」をコンセプトに、まちづくりを進める。10月にもパブリックコメントを受け付けた上で、早ければ11月に同構想を策定する。

 再整備を進めることで、「安全性・利便性の高い交通環境構築」「便利で快適な生活・活動拠点の形成」「都市機能更新による災害に強い市街地形成」「地域住民の都市機能更新への参画」の四つの実現に取り組む。

 具体的には地権者の合意形成を踏まえた「市街地住宅」の建物更新をはじめ、生活利便性を高める機能の充実、人が集い滞留できる空間の創出、駅前広場の機能更新、JRと連携した駅西側からのアクセス性向上や東西往来の利便性を高める自由通路整備、駅周辺のウオーカブル空間整備などを展開する。

 事業スケジュールなど具体的な時期は未定で、「地権者の合意形成状況を踏まえ決定する」としている。

 同駅(西区津久野町1)周辺は、将来的に市街地再開発事業などの実施を想定した再開発促進地区(2号地区)として、22年8月に都市計画決定を受けている。対象面積は、約13ha。

 

【公式ブログ】ほかの記事はこちらから

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら