【誰もが遊べる子ども公園新設】恵愛病院小児科病棟建替/施工は北野建設 | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

公式ブログ

【誰もが遊べる子ども公園新設】恵愛病院小児科病棟建替/施工は北野建設

 埼玉県富士見市の恵愛病院が小児科病棟の建て替えに当たり、障がいがある子もない子も共に遊べる「インクルーシブパーク(仮称)KEIAI KIDS PARK」の整備を進めている。病院利用者の誰もが分け隔てなく遊ぶことができる公園の新設は国内では珍しい試み。施工は北野建設が担当。建築設計はSD建築、開発設計は奥山都市設計、外構設計はツチヤタケシ建築事務所が手掛けた。7月15日の竣工を目指す。

 新設病棟を取り囲むように整備する約3000㎡の公園内には、ランドマークとして高さ2mほどのユニバーサルな遊具である大きなプレイマウンドを配置。周囲には小さなアースマウンドを設け、平坦な土地に起伏をつくる。川沿いの遊歩道には大雨の際に周辺への雨水流出を緩和するレインガーデンを整備する。子どもや大人が自然の摂理や共生の仕組みを遊びながら学ぶ空間をつくる。
 小児科病棟の規模は、S造平屋建て約950㎡。既存小児科の跡地には産後ケアセンターを整備する。
 建設地は、同市針ヶ谷526⁻1の敷地約5910㎡。

【公式ブログ】ほかの記事はこちらから


建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら