【記念シリーズ・横浜市公共建築100周年】第4回 意匠復元で歴史つなぐ 大岡健康プラザ | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

横浜市公共建築100年

【記念シリーズ・横浜市公共建築100周年】第4回 意匠復元で歴史つなぐ 大岡健康プラザ

旧校舎の外観を復元


 旧神奈川県立商工実習学校跡地に整備した大岡健康プラザのファサードは、同校旧校舎の外観を復元した。1926年に竣工した校舎は、3つ連なるアーチ型開口部のデザインなどが特長で、校舎保存を求める要望も数多く寄せられていたという。しかし、既存不適格に該当する部分が多かったことから、意匠復元により歴史を引き継いだ。

 設計は松本陽一設計事務所、建築施工は佐藤工業・松尾工務店JVが担当した。規模はRC造3階建て延べ6753㎡。
 スポーツセンターと地区センター、地域ケアプラザからなる複合施設で、市民が日常利用できる地域密着の建物となっている。1992年に竣工した。

 所在地は南区大岡1-14-1。


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