【記念シリーズ・横浜市公共建築100周年】第13回 横浜市上郷・森の家 | 建設通信新聞Digital

4月23日 火曜日

横浜市公共建築100年

【記念シリーズ・横浜市公共建築100周年】第13回 横浜市上郷・森の家


 戦後を代表する建築家・内井昭蔵の設計で、1992年に竣工した。豊かな緑に囲まれた研修・宿泊施設として、オープン以来、学生や一般客ら多くの人に親しまれている。2019年に老朽化に対応するための改修を終えてリニューアルオープンした。キャンプ施設も新設し、より多様な使い方ができる施設に生まれ変わった。改修に当たっては、PFIのRO(改修・運営)方式を採用した。

 施設内のインテリアには、内井の代表作の一つ「世田谷美術館」にも見られる三角形のモチーフが点在している。

 新築設計は内井昭蔵建築設計事務所(内井昭蔵)、新築施工は東急建設・村本建設・山岸建設・紅梅組JVが担当した。PFI事業者は、紅梅組を代表企業とする上郷フォレストPFI。

 規模はRC造地下1階地上2階建て延べ6891㎡。所在地は栄区上郷町1499-1。


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