【EE東北17】広げよう新技術 つなげよう未来へ! 最終日にUAV競技会も | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【EE東北17】広げよう新技術 つなげよう未来へ! 最終日にUAV競技会も

 最新の建設技術・工法を一堂に集めて公開する「EE東北17」が、8日まで仙台市内の夢メッセみやぎで開かれている=写真。東北地方整備局や東北6県・仙台市、NEXCO東日本東北支社、建設関連団体でつくるEE東北実行委員会(委員長・渡邉泰也東北地方整備局企画部長)が主催。2日間で約1万4000人の来場を見込んでいる。
 27回目となる今回は、『広げよう新技術 つなげよう未来へ』のキャッチコピーの基に、292者がi-Constructionの中核となるICTや東日本大震災からの復興を加速化させる新技術など、5分野で過去最高の869技術を発表・展示している。
 また、特設ステージでは、防災・安全、維持管理・予防保全などに4つのテーマに関する64技術のプレゼンテーションも行われている。
 このほか、8日にはUAV(無人航空機)競技会も開催。総合技術部門7チームと一般参加部門8チームが空撮、計測技術などを競う。

代表者によるテープカット

 7日のオープニングセレモニーであいさつに立った川瀧弘之東北整備局長は「国土交通省が打ち出しているi-Conに関する展示を始め、過去最大規模のプレゼンと技術展示数となる。震災から6年が経過した節目に、新技術が多くの現場で活用され、生産性の向上、さらには東北の再生・発展が加速することを期待している」と語った。
 引き続き、来賓の勢田昌功国土交通省総合政策局公共事業企画調整課長が「担い手の確保問題の処方箋が生産性の向上を図るi-Conの推進であり、ICT導入することで、3Kの作業環境改善に伴う担い手の確保につなげていく。今後の課題となるインフラのメンテナンスの到来に向け、将来のインフラを支える民間の皆さんが開発した技術をしっかり現場で導入していきたい」と祝辞を寄せた。
 この後、川瀧局長ら関係者によるテープカットが行われ、「EE東北17」が開幕した。

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