【最新の建設技術を現場へ】仙台市・夢メッセみやぎ「EE東北19」に過去最多891技術が集結 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【最新の建設技術を現場へ】仙台市・夢メッセみやぎ「EE東北19」に過去最多891技術が集結

 最新の建設技術・工法を一堂に集めて公開する「EE東北19」が、6日まで仙台市内の夢メッセみやぎで開かれている。東北地方整備局や東北6県、仙台市、NEXCO東日本東北支社、建設関連団体で構成するEE東北実行委員会(委員長・西尾崇東北整備局企画部長)が主催している。
 29回目となる今回は、295の出展者が過去最多となる891技術を展示。設計・施工や維持管理・予防保全、建設副産物・リサイクル、防災、安全を始め、i-Constructionの中核となるICTなど最新の技術を5つの分野に分けて紹介するとともに、新技術のプレゼンテーションや、全国で唯一となるUAV(無人航空機)競技会なども開催している。
 5日の開会式では、実行委員会を代表して高田昌行東北整備局長が「ことしは“生産性革命貫徹の年”であり、全国に先駆けて行われるEE東北は、出展者・技術数、来場者が最も多くなる。最新の建設技術を見せることで地域の守り手、地域振興の担い手となる建設業への理解を深めてほしい」と語った。来賓の森下博之国土交通省総合政策局施工安全企画室長は「新技術の導入や普及促進に向けて、建設現場への一層の新技術導入を進めている。初出展される15の新技術を始め、建設現場の実装に大きく貢献する取り組みを期待している」と祝辞を述べた。実行委員会を構成する各機関・団体の代表者らによるテープカットが行われた。

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