【大規模多機能型物流施設】投資額1千億のALFALINK尼崎 日本GLP | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【大規模多機能型物流施設】投資額1千億のALFALINK尼崎 日本GLP

アルファリンク尼崎の全体イメージ


 日本GLP(東京都港区、帖佐義之社長)は15日、大阪市のグランフロント大阪で大規模多機能型物流施設「ALFALINK尼崎」を建設すると発表した。規模は2棟総延べ約36万8000㎡、投資総額は約1000億円に達する。2023年11月に着工し、26年6月の竣工を見込んでいる。設計と全体計画は日建設計が担当する。

帖佐社長(右)と山後正憲PM部長


 会見で帖佐社長は「労働者の快適性を追求したアルファリンクが物流施設の閉鎖的で危険といった暗い印象を払拭(ふっしょく)し、イメージアップや発展に貢献できれば」と述べた。

 同施設はアルファリンクブランド第5弾として建設するもの。併設する共用施設にはレストランや交流スペース、託児所など、労働者が快適で健康的に過ごせる工夫を凝らす。建設地は同市道意町。

 この日はほかに、大阪府茨木市南目垣で開発する「ALFALINK茨木」の事業進捗も発表した。規模は3棟総延べ約32万㎡で、投資総額は約675億円。22年12月の着工と25年7月の竣工を予定し、設計は日建設計、施工は竹中工務店が担当する。コンビニエンスストアやフィットネスジムなどの共用施設も整備する。

 同社は、関西エリアを重点戦略エリアと位置付け、21年にはGLP野洲やGLP尼崎IIIが竣工し、22年度以降も10棟以上の竣工を予定している。


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