日本GLP(東京都中央区)は8日、同社として九州初の大規模開発「GLP福岡ICプロジェクト」を始動すると発表した。福岡県粕屋町に複数棟で構成する総延べ床面積約15万㎡の物流施設を建設する。このうち1棟はBTS(特定企業専用)型物流施設として賃貸借契約を結んでいる。11月から順次着工し、2028年内の全棟完成を予定している。
建設地は同町大隈の粕屋町大隈西土地区画整理事業地内。敷地面積約7万㎡。福岡高速4号粕屋線と九州自動車道の結節点「福岡IC」から約800mの距離に位置し、福岡都市圏まで約20分で到達できる。
同社の帖佐義之社長は「このプロジェクトは、九州全域への効率的な配送を実現する物流ハブとして、入居企業のビジネス成長を支援する施設になると確信している」とコメントした。