ルクレは、現場共有アプリ『蔵衛門クラウド』プレミアムプランの提供を開始した。可能な限りユーザーの導入コストを抑えることで、建設DX（デジタルトランスフォーメーション）に取り組みやすくしたのが特徴だ。
　蔵衛門クラウドは、工事写真の撮影・管理サービスとして25年の歴史を持つ蔵衛門シリーズをリブランディングし、施工管理全般へと機能を拡張したシステムとなる。
　建設業界の人手不足解消や生産性向上の切り札として期待される建設DXの普及を加速するため、新たに蔵衛門クラウドプレミアムプランをリリースし、建設業界向けITソリューションの導入障壁となるコスト問題の解消を目指した。
　まず、営業窓口を介するソリューション検討時の導入コストを排除した。アプリからの登録後、すぐに全機能を体験可能とする「無料トライアル」を最大２カ月間に設定した。トライアル期間中は専任スタッフがサポートし、ITが苦手な人も含め、すべての現場メンバーが短期間で作業の効率化を体感できる。初期費用やサポート費用、追加オプション費用など、使用料が積み上がることで増加しがちな月額コストを、利用メンバー数に応じたシンプルな料金体系に統一した。月額の追加負担をなくし、600円の月額費用で利用できる。最低契約ライセンス数も設定しない。オンラインですぐに購入できる。

　直感的で分かりやすいUX（ユーザー体験）を実現し、運用時の導入コストを抑えることで、導入者の建設DXを確実に加速させる。
　このほか、製品の特徴として、人数無制限でメンバーと工事をリアルタイムで共有し、現場と事務所を往復する時間などを削減する。また、クラウドに集まった工事写真をAI（人工知能）が自動仕分けし、台帳作成を効率化する。
　問い合わせは「くらえもん☆オンライン」・電話03-4500-6702。

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