【記者座談会】参院選で与党が大勝/子ども、女性向けユニホーム製作 | 建設通信新聞Digital

5月13日 月曜日

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【記者座談会】参院選で与党が大勝/子ども、女性向けユニホーム製作

A 第26回参議院選挙が10日に投開票され、与党が大勝した。建設産業界の職域代表である足立敏之議員が再選を果たしたね。

B 日本経済のさらなる活性化に向けた取り組みや、新型コロナの感染も拡大傾向にあるため、その対策も求められる。

C 先日、埼玉県で記録的短時間大雨情報が出された。これから台風の心配もあるし、大きな地震がいつ発生するか分からない。引き続き防災・減災、国土強靱化などの取り組みにも力を入れてほしい。その点では、足立議員の活躍に期待がかかる。

A 業界団体の反応は。

B 日本建設業連合会の宮本洋一会長は「新しい資本主義」による強靱で持続可能な経済の実現に期待を寄せている。特に全国的な防災・減災対策、国土強靱化対策、インフラの維持・更新など、生活と産業の基盤となる社会資本整備の着実な推進を求めている。建設業界として「国民生活の安全・安心と産業の発展を支える国づくりの担い手として、今後も社会の要請に応えられるよう、より一層精進する」との考えも示した。

C 全国建設業協会の奥村太加典会長は、コロナ禍の克服と日本経済の活性化に全力を挙げることや、国民の生命・財産・暮らしを守るため、強靱な国土づくりなどの着実な推進を求めた。足立議員が建設業の再生に向け、国政の場で引き続き活躍することに期待し、同協会と全国47都道府県建設業協会は「一致団結し、地域の守り手として、これからも人々の安全・安心を守るとともに、地域建設業に対する社会の要請にしっかりと応えていく」とコメントしている。

現在、未来、建設業での活躍に期待

A 官民を挙げて実現を目指す給与・休暇・希望の「新3K」があるが、最近では、「かっこいい」を加えた「新4K」も提唱されている。ここ数日の本紙を見ていると、かっこいいやおしゃれを追求したユニホーム製作プロジェクトが進展している。

B 日本建設業連合会は、未来を担う子どもたちに関心を持ってもらおうと、「ユニフォームから建設業界を変える! ドリームプロジェクト」と銘打ち、約1年前からキッズユニホームの製作を進めてきた。それがいよいよ完成し、お披露目イベントを兼ねた現場見学会が開かれた。

C カラーは2パターンを用意した。今の子どもたちには分からないかもしれないけど、ネイビーは国民的アニメ「ガンダム」、レッドは「エヴァンゲリオン」を連想させるといった声も聞かれた。これもむしろ親世代に響くと思うが、音楽グループ「DREAMS COME TRUE」の中村正人さんがプロジェクトに参画し、デザインや色決めにアイデアを出したというのもポイントの一つだね。

B 一方、全国建設業協同組合連合会は、建設業で働く女性のためのユニホームデザインプロジェクトを始動させた。5年前にも同様のコンテストを開催したが、建設業で活躍する女性の増加といった時代の流れを踏まえ、改めて女性向けユニホームのデザインやアイデアを募集することにした。

C 今回も東京モード学園と連携する形で、同学園の学生から作品を募る。2-4年生の約400人が参加対象になるという。オリエンテーションには、試作品の製作などに協力するミドリ安全のデザイナーも参加した。そのうちの一人はなんと、5年前の最優秀受賞者という。いろんな巡り合わせがあるもんだね。

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