【記念シリーズ・横浜市公共建築】第45回 消防司令センター | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

横浜市公共建築100年

【記念シリーズ・横浜市公共建築】第45回 消防司令センター

◆最新設備で市民の命守る

 消防・救急活動を行う消防局の中核施設として1986年に竣工した。24時間365日休むことなく稼働し、市内全ての119番通報を受信している。
 有線・無線の通信設備はコンピューターで制御し、消防署所を専用回線でつなぐことで、スピーディーな情報伝達を実現している。最新の通信設備とネットワークで、一刻を争う災害に確実・迅速に対処し、かけがえのない命を守り続けている。
 2023年度には現在建設中の新たな消防本部庁舎に通信設備を移転する。移転後は、消防本部庁舎の別館として活用するための全面改修を予定している。
 規模はSRC造5階建て塔屋1層延べ2935㎡。設計は松田平田坂本設計事務所(現松田平田設計)、施工は渡辺組・酒井建設JVが担当した。所在地は保土ケ谷区川辺町2-9。



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