【記念シリーズ・横浜市公共建築】第58回 馬場花木園・休憩棟(茶室) | 建設通信新聞Digital

5月15日 水曜日

横浜市公共建築100年

【記念シリーズ・横浜市公共建築】第58回 馬場花木園・休憩棟(茶室)

◆ガラスと鉄骨で現代風
 池を中心とした馬場花木園内では、竹林や山野草、サクラ、ハス、梅、紅葉など四季折々の花々と風情を楽しむことができる。1997年竣工の休憩棟(茶室)は、現代の茶室を意識し、ガラスと鉄骨のモダンな外皮に伝統的な木造の茶室が入れ子状に内包された構成となっている。むくり屋根も特徴的だ。2001年度グッドデザイン賞(建築・環境デザイン部門-建築デザイン)を受賞した。
 茶室は、茶道や華道、句会や読書会など文化活動の場として利用できる。
 規模はS造平屋建て159㎡。設計はプランテック総合計画事務所(現プランテック)、施工は小松工務店が担当した。所在地は鶴見区馬場2-20-1。



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