【記念シリーズ・横浜市公共建築】第69回 横浜市歴史博物館 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

横浜市公共建築100年

【記念シリーズ・横浜市公共建築】第69回 横浜市歴史博物館

◆人々の生活の歴史に焦点

 原始から開港期までを中心とする約3万年の市域の歴史を扱う博物館として1995年1月に開館した。「横浜に生きた人々の生活の歴史」に焦点を当てた分かりやすい展示のほか、楽しく役に立つ講座、市民参加の体験学習なども実施している。
 隣接地には、弥生時代の環濠集落と墓地が一体的に発見され、貴重な遺跡として国史跡に指定された「大塚・歳勝土遺跡」がある。遺跡は「遺跡公園」として復元整備し、博物館の野外施設として館内展示などと連携して活用している。

 規模はSRC一部RC造地下1階地上6階建て延べ9269㎡。設計は大高建築設計事務所、建築施工は間組(現安藤ハザマ)・大末建設・山岸建設・奈良建設JVが担当した。所在地は都筑区中川中央1-18-1。

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