【記念シリーズ・横浜市公共建築】第71回 三ツ沢公園球技場 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

横浜市公共建築100年

【記念シリーズ・横浜市公共建築】第71回 三ツ沢公園球技場

◆サッカー専用のはしり

 1955年に国民体育大会のラグビー会場として建設され、64年の東京オリンピックではサッカーの会場となった。長い歴史を持つことから「日本におけるサッカー専用スタジアムのはしり」と言われることもある。現在は、サッカーのJリーグや全国高校サッカー選手権の会場として使われている。

 93年には当時のJリーグ規格を満たすため、約1万5000人が収容できるように増築した。2008年に日本発条(金沢区)が命名権を取得し、「ニッパツ三ツ沢球技場」に名称変更した。

 オリンピックに対応するための整備は、設計を福永建築設計事務所、施工を藤田組が担当した。93年の再整備では設計を国設計、施工をフジタ・三木組JVが担った。

 規模はRC造3階建て延べ1万1678㎡。所在地は神奈川区三ツ沢西町3-1。

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