【動画ニュース・荒川下流河川、 複数ドローンを同時運行】八千代エンジらと共同実証 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【動画ニュース・荒川下流河川、 複数ドローンを同時運行】八千代エンジらと共同実証

 

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 関東地方整備局荒川下流河川事務所は、全国初の荒川上空利用ルールの策定に向けた実証実験をKDDIスマートドローン、八千代エンジニヤリング、プロドローンと共同で実施した。物流用と河川巡視用の各ドローンを荒川上流で同時に自律飛行させた。将来的に河川上空を複数のドローンが飛ぶことを想定し、飛行ルートや高度、運行管理システムを検証した。

 1月27日の実証実験では、物流用ドローンが高い高度で航行して、河川敷のバーベキュー場に物資を運搬した。河川巡視ドローンは、低い高度で岩淵水門や低水護岸を巡視した。運行管理は荒川下流河川事務所の災害対策室のモニターで実施した。

 八千代エンジニヤリングの藤井純一郎技術創発研究所AI解析研究室室長は「ドローンでの河川巡視が実用化すると、河川上空を複数のドローンが飛ぶことになる。どのように運行管理するかが実用化に向けた課題になる」と話した。KDDIスマートドローンの立岩正之営業部部長は「想定どおりに同時飛行することができた。今回使用した運行管理システムは、一般の人でも操作できるようになっている。飛行機の管制システムのように、将来的には民間事業者が管理することも想定している」と語った。



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