【中央郵便局跡地複合施設、名称は「JPタワー大阪」に決定】日本郵便ら | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【中央郵便局跡地複合施設、名称は「JPタワー大阪」に決定】日本郵便ら

 日本郵便とJR西日本、大阪ターミナルビル、JTB、日本郵政不動産が大阪市の大阪中央郵便局跡地で整備を進めている複合ビルの名称が「JPタワー大阪」、ビル内の商業施設の名称が「KITTE大阪」にそれぞれ決定した。11月にオフィスフロアが暫定供用を開始した後、2024年3月に竣工し、同年夏のグランドオープンを予定している。

完成イメージ図


 1日には、大阪駅とつながるデッキや屋上のヘリポートをマスコミに公開した。デッキは長さ120m、幅4.5mで、大阪駅に併設するサウスゲートビルディングとJPタワー大阪の2階を接続する。

 JPタワー大阪の規模は、S・SRC・RC造地下3階地上39階建て塔屋2層延べ22万7000㎡。高さは188mで、商業とオフィス、宿泊の機能を複合した超高層施設となる。設計は日建設計、施工は竹中工務店・錢高組JVが担当している。

 地下1階から地上6階までが商業施設となり、6階には1200-1300席の劇場を設ける。7、8階にはホテルバンケット、9階にはオフィスサポートの機能を配置し、11-27階は貸室面積4000㎡のオフィススペースとなる。29-38階はJR西日本ホテルズとマリオット・インターナショナルが初めて提携した客室数418室のハイグレードホテルとなる。

 商業エリアでは旧大阪中央郵便局の庁舎建築の一部を保存・移設したシンボリックな吹き抜け空間を創造し、食と暮らしにまつわる「日本各地の銘店」が集結。日本の魅力を世界に発信する商業施設とする。
 オフィスサポート機能を配置する9階にはダイニングや屋上庭園、フィットネスルーム、サウナなどを設ける。
 建設地は大阪市北区梅田3-2-4ほかの敷地1万2920㎡。



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