【記念シリーズ・横浜市公共建築】第93回 横浜市立大学金沢八景キャンパス本校舎 | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

横浜市公共建築100年

【記念シリーズ・横浜市公共建築】第93回 横浜市立大学金沢八景キャンパス本校舎


 建築家の村野藤吾が設計を手掛けた。落ち着いた外観や第1講堂と中庭を囲む「ロの字型」の特徴的な建物配置がキャンパスの雰囲気づくりに大きな役割を果たしている。

 竣工は1963年。2014年11月-15年12月に実施した耐震補強工事では、端正な外観を損なわないように内部に鉄筋コンクリート壁を増し打ちするなどの補強方法で、安全性とキャンパスデザインの統一を図った。

 規模はRC造地下1階地上3階建て延べ9046㎡。新築時の設計は村野・森建築事務所(現MURANO design)、施工は大林組が担当した。耐震補強の設計は横浜市建築設計協同組合、施工は小俣組が担った。

 所在地は金沢区瀬戸22-2。


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