【博多FDビジネスC完成、建築デザインはシュミット・ハマー】清水建設が設計監理・施工 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

公式ブログ

【博多FDビジネスC完成、建築デザインはシュミット・ハマー】清水建設が設計監理・施工


 福岡地所と第一生命保険は、福岡市博多区で開発を進めていたオフィスビル「博多FDビジネスセンター」が、2月28日付で完成したと発表した。建築デザインはデンマークのシュミット・ハマー・ラッセン・アーキテクツ、設計監理・施工は清水建設が担当した。

 施設規模はCFT(コンクリート充てん鋼管)・S造12階建て延べ2万1786㎡。付加制振構造を採用し、建築基準法の耐震基準の1.25倍の強度を確保した。ガラスカーテンウォールはまちの表情を多彩に織り込むように波型に配置し、明治通り沿いの公共空間には植栽や高木、彫刻的な緑地、エントランスには外壁と同じ波型の木壁を設けた。

 オフィスフロアは、基準階貸床面積1570㎡、総貸床面積1万5716㎡を確保した。室内には、機械換気のほか、利用者が自由に開閉できる自然換気口を設置することで、1人当たり換気風量35m3を確保する。所在地は綱場町2-1。敷地面積2815㎡。



【公式ブログ】ほかの記事はこちらから

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら