【専門工事業を体験】気が付いたら夢中に! 都立一橋高校3年生が熊谷組現場で交流 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【専門工事業を体験】気が付いたら夢中に! 都立一橋高校3年生が熊谷組現場で交流

 熊谷組は3日、東京都新宿区で建設中の「(仮称)新宿区山吹町計画新築工事」に東京都立一橋高等学校の3年生12人を招き、「建設現場の魅力を伝える現場交流会」を開いた=写真。若者や女性に実際の建設現場を見てもらい、働くことの魅力を伝え、やりがいを感じてもらうことを目的としたこのような取り組みは同社初となる。
 生徒は高さ39mで行われている足場の解体・撤去作業を地上から見学したほか、完成間近の室内に入り、壁や床、サッシ、キッチンなどでいろいろな職種の人がかかわっているという説明を受けた。
 その後、生徒は熊谷組の専門工事協力会社で構成した熊栄協力会の指導のもと、左官と鉄筋結束を体験した。初めて手にする道具を前に苦戦しながらも、熱心な指導を受け徐々にコツをつかんでいった。生徒からは「珪藻土をこてに乗せるのが難しい」「気が付いたら夢中になっていた」「結束作業で使うハッカーの扱いが難しい」「屋外での作業は暑かった」などの感想が聞こえた。
 黒嶋敦子熊谷組経営企画本部ダイバーシティ推進室担当副部長は「女性にとって建設業はきついイメージがあると思うが、いろいろな活動を行っている。ものづくりに興味がある人はぜひ入ってきてほしい」とエールを送った。最後に生徒代表者が「きょう学んだことを将来に生かして頑張りたい」と述べた。

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