【九州豪雨災害】中部地整、近畿地整がTEC-FORCE隊員を追加派遣 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【九州豪雨災害】中部地整、近畿地整がTEC-FORCE隊員を追加派遣

近畿地方整備局TEC-FORCEの7月6日朝の出発式。全国から50人のTEC-FORCEが九州に集結した。


◆中部地方整備局、12人を追加派遣
 中部地方整備局は7日、九州豪雨災害の被災地支援のため、TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)隊員12人を追加派遣した。内訳は河川調査班、道路調査班、砂防調査班の1班各4人。九州整備局管内で支援活動を行う。中部整備局の隊員派遣は、6日の先遣班4人を皮切りに合計16人となった。

◆近畿地方整備局、第2陣と照明車を派遣
 九州北部の記録的豪雨を受け、近畿地方整備局は6日の先遣隊派遣に続き、7日にもTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)や災害対策用の照明車を派遣した。
 6日に出発したメンバーは、隊長を務める井上達裕河川部河川保全管理官を始め、河川部と砂防事務所を中心とする第2-第6班計12人。河川と砂防の被災状況調査を行うほか、広報撮影班、応急対策班(照明車)も派遣した。
 同日朝に大阪市内の同局庁舎で出発式が開かれ、池田豊人局長や職員、関係者が見送った=写真。
 あいさつに立った池田局長は「現地はまだ大きな混乱の中にあると思う。被災状況の把握と復旧準備が当面の仕事になるが、人命優先を踏まえ、健康にも十分留意しながら、しっかりと役目を果たして欲しい」と職員を激励した。
 井上管理官は「安全確保を第一に、周辺の状況に気をつけながら支援活動に努めたい」と決意表明した。
 一行は今後、九州技術事務所を基点に12日まで活動する。

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