【国交省】2018年7月豪雨などに派遣 TEC-FORCE21団体を大臣表彰 高い技術力たたえる | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【国交省】2018年7月豪雨などに派遣 TEC-FORCE21団体を大臣表彰 高い技術力たたえる

 国土交通省は、東京・霞が関の同省でTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)の国土交通大臣表彰式を開き、2018年7月豪雨や北海道胆振東部地震に派遣された21団体に、石井啓一国交相から表彰状が授与された。
 冒頭、石井国交相は「わが国においては地震、津波、水害、土砂災害と自然災害が頻発している。このような災害から国民の暮らしと安全を守るためには今後も緊急災害対策派遣隊による被害の拡大の防止や被災地の復旧を支援する活動は欠くことができない。これまでに培ってきた高い技術力、豊富な経験を生かし、他の模範となるべく今後も災害対応に尽力くださるよう、心よりお願いする」と式辞を述べた。
 受賞者を代表して謝辞を述べた北海道開発局事業振興部技術管理課の吉野雅之課長補佐は、「今回の表彰を機に、改めて緊急災害対策派遣隊であることの自覚を深め、被災地の復旧支援に取り組んでいきたい」と決意を新たにした。
 受賞対象は、国交省本省や各地方整備局、北海道開発局、北海道・中部・中国・四国の各運輸局、国土技術政策総合研究所、国土地理院、気象庁、内閣府沖縄総合事務局、土木研究所、建築研究所、港湾空港技術研究所に所属する緊急災害対策派遣隊21団体。TEC-FORCEは08年の創設以来、92の災害に派遣され、被災地の復旧・復興を支援してきた。国交省は15年度から顕著な功績が認められる団体を表彰している。

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