【九州豪雨災害】早期復旧に向け全国からTEC-FORCE派遣 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【九州豪雨災害】早期復旧に向け全国からTEC-FORCE派遣

先発隊として九州地整と調整にたる関東地方整備局のTEC-FORCE


■関東地整
 関東地方整備局は6日、九州北部の豪雨による災害を支援するため、先発隊として1班5人のTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)を派遣した。現地の状況を情報収集するとともに、九州整備局や他の地方整備局から派遣された隊員と調整し、関東整備局が別途派遣する班の活動内容を詰める。
 さいたま市内のさいたま新都心合同庁舎2号館で開いた出発式で、上田洋平副局長は「九州の皆さんの安全・安心のため、全力を尽くしてほしい」と隊員を激励するとともに、安全第一で活動するよう呼び掛けた。
 隊長の安齋徳夫企画部工事品質調整官は「現地の状況を十分につかめていないところがあるが、関東整備局の代表として頑張る」と意気込みを語った。
 TEC-FORCEとして被災地に派遣された経験のある職員を人選した先発隊は、1週間程度、現地で活動する。

■四国地整
 四国地方整備局は6日、梅雨前線に伴う大雨による災害の迅速な復旧を支援するため、TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)を九州地方整備局へ派遣した。
 先遣隊4人、広報班1人、応急対策班2人、ロジ班1人の計8人で構成する。先遣隊の隊長は森長稔企画部環境調整官が務める。
 このほか、松山河川国道事務所と四国技術事務所から排水ポンプ車と照明車1台を派遣した。

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