くら寿司は、台湾南部の高雄市に建設していた新店舗「くら寿司グローバル旗艦店高雄時代大道」を9日にオープンした。同社として世界最大の店舗面積と座席数で、クリエーティブディレクターの佐藤可士和氏が外装を含む建築デザインを監修した。
今夏には上海への出店も計画しており、米国と台湾で95店となっている海外店舗を2030年には400店舗に拡大する。
新店舗は店舗面積876㎡、座席数288席(ボックス48席)。建物正面にカラフルに発光する200個の“提灯(ちょうちん)ウォール”を設置したほか、横幅20m超の建物側面には江戸文字をベースに相撲の番付表をモチーフにした“メニュー番付グラフィック”を施した。
天井高は6m超で、店内には高さ3mのちょうちんとくら寿司の紋章をかたどった直径3mの水盤を設置した。待合スペースには、歌川広重の浮世絵を飾った。食事スペースには、白木を使ったフラットテーブルや畳を使用した。射的やおみくじを体験できる「縁日スペース」も併設している。
【公式ブログ】ほかの記事はこちらから
建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら